いとこと伯母のほぼスマホ不要生活
そういえば今年の夏は、5年ぶりに地方に住むいとこと叔母に会った。
コロナもあって、なかなか会いに行くことが叶わず、5年ぶりの再会となった。
5年ぶりの再会で、きっとお互い年とったなって感じるのかな?と思っていたけど、いとこも伯母も見た目や言動において、これといって老化を感じる印象はなくて、5年前とさほど違いはなかった。
この5年の間にスマホはあらゆる人々にとってインフラと言えるほど重要な機器になったと思うのだけど、いとこと伯母はほとんどスマホを使っていないことに驚いた。
毎月1GBのプラン、そのうえ家にwifiがあるわけでもないので、ネット自体をほとんどやっていないというのだ。もちろんパソコンも持っていない。
通話、メール、LINEをちょこっと。それくらいしか使っていないという。
ネットでだらだら無駄に時間を消費していて、やめたくてもやめられない、スマホ依存とはいかないまでも、う〜ん、かなり依存手前かな?って思うくらいどうでもいいコンテンツを見続けてしまう自分としては、いとこと伯母の生活に興味を持った。
いとこは50代半ば、伯母は80歳。
いとこは会社員で伯母は年金生活。
ちなみに、いとこと伯母は親子ではない。同じ地域に住んでいるが住まいは別々だ。
伯母は当時の女性としてはめずらしく、独身で定年まで働き続けた人だ。いとこも、これまた独身女性だ。んで、私も独身。独身パラダイス。独身3人衆。
それで、彼女たちが普段何をしているのかというと、それは読書だった。
いとこは休日はひたすら読書をしているという。そして伯母はいとこが読み終わった本を次から次へと読んでいるのだという。
彼女たちは、SNS(Xとかインスタとか)をみることはなく、ひたすら本を読んでいるらしい。
私自身、本が好きだし趣味は読書だと思っていた時期もあったが、正直今の自分は月2、3冊読む程度で、以前に比べて本を読まなくなってしまった。
趣味が読書などとは、口が裂けても言えない。
いとこは、書店で本をたくさん買って読んでいると言っていた。
Xやインスタ、YouTubeなどで日々繰り広げられている、炎上、説教、承認欲求まみれの俗世とはまったく無縁の彼女たちの姿に衝撃を受けた。
でも、ふと考える。
あれ?
自分が学生だった頃、またはネットが普及しはじめてまもない頃。スマホがなかった時代。
だらだらスマホをいじって時間が過ぎていくなんてことは、当然なかった。だってスマホないからね。
いとこと伯母はその頃と同じ生活を今も続けているってだけのことだ。
これだけネットがリアル世界を侵食する時代に、かわらずにいられることがすごいと思ったし、自分もできるならそっち側へいきたい。
けれど、やはり私は完全にネットを捨て去ることができず、結局ブログを書いたりしているわけだ。
この夏、そんな2人に再会したことが、今の自分に少なからず影響を与えた。
そうかあ、読書かあ・・。
スマホ依存(手前)から、脱却する方法をこれまでもあれこれ探ってきたけど、読書ってやっぱりいいよなあ。でも、最近『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』とかいう本がベストセラーになるくらい、現代人って本が読めなくなってるみたいだね。
実際自分も、日々の労働で疲れ果てて、本を開く気力ってなかなかない。
(ま、自分からすれば、↑みたいな本を読むくらいなら(これを読める気力があるなら)、小説を1冊読んだ方が得るものがあるんじゃないかって思っちゃうひねくれ者だけどね)
そうなんだよ。選書が大事なんだ。
自分なりのスマホ依存(手前)脱却計画を思いついたので、次の記事で詳細を書いていくね。